今日は仕事は遅出。仕事前にリハビリに寄れます。交通機関はやはり自転車でしょう。
 
小径車は例の転倒でペダルが破壊されてしまっているので、先日買ったペダルに取り替えます。そしてサドルは私の持っている中で最もレールからの高さが低いものなので、(あげても惜しくない古さでもあったし)九太郎さんのご子息用レイソル号へ供出するためにはずしました。とりあえずその辺に転がっていたサドルを取り付けておきました。
 
さて、自転車で通院と出勤するとなると困るのが荷物の運搬方法です。普通で考えればザックなのですが、何しろ鎖骨がナニなので不安のあるところ。でも、荷物を絞って軽くすれば大丈夫でしょう。必要最低限の荷物をミレーのデイパックに入れて、背負ってみました。鎖骨ベルトの上に肩ベルトが来るのでほとんど重さを感じることなく、なんとか行けそうです。
 
9時を少し回ったところで、いよいよ自転車でGO!
 
右腕はハンドルを握る程度の所ならもう問題なく伸ばすことができます。振動が痛いかも、とmasamasa師匠に言われていたのですが、まあ、痛くないと言うとやせ我慢にはなりますが、実用上問題になるような激痛ではなく、ガツンと来るときに右手を緩く握って振動を逃がせば全く問題は感じません。
 
転倒に注意してゆっくり走って行ったのですが、それでも今までが徒歩だったので予定より早く病院に到着しました。
 
診察券を出してリハビリ問診カードをもらう間、病院のサンデー毎日を読んでいたのですが、(転倒から退院までの18日間、私は毎日サンデーでしたが)ふとどこかで見た顔が診察室へ入るところを見かけました。あれはどこで見た顔でしょうか。この病院はスポーツ選手や有名人も来院するらしいので、もしかしてもしかするのか?
 
うーんどこで見た顔か、あれは伊豆の踊子に出ていた人か、あるいは伊達成実だったか、いやいや、社会科の三浦友和先生ではないか!
 
診察室から出てきたところで声をかけました。
「おはようございます。膝はいかがですか?」
「おお、いたか、ここに来ているといつかお前と会えると思っていたよ。」
 
次に会う約束と、初秋の房総サイクリングイベント参加を誓い合い、私は呼ばれてリハビリへ行きました。
 
昨日は終業間際、今日はまだ午前の早いうちなので、わずかに16時間程度しかたっていないのですが、さらに可動域が広がっているのを感じます。腕を前後に動かす分にはもうほとんど痛みはなく、垂直に限りなく近くまで上げることができるようになりました。しかし、腕を横に開く時に痛みを感じます。これが不思議なことに体側に付けた状態から20度程度開くところで肩につっかえ感と痛みを感じるのですが、そこをやり過ごすと90度まで上げても痛みを感じません。やはり無理は禁物、90度以上はまだ上げないように指導されました。
 
少し動かすと疲れが来る右肩はマッサージを受けるとやはりずいぶん楽になります。そして右腕が十分に使えない分、どうしても左腕に負担がかかるのでこちらも筋肉が凝ってきます。丁寧にこちらもやっていただいています。
 
リハビリ終了後は職場へ直行です。仕事でも、できない作業はほとんどなくなってきました。職場の皆様に気を使っていただいているからという面もあるでしょうが。
 
仕事が終わってから九太郎さんのご自宅へサドルを持って立ち寄りました。息子さんの気に入る自転車になるといいですね。入浴後、滑車で訓練してから早目に寝ます。