今日は5月20日、怪我した日は4月20日。
 
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ギプスが取れました。処置室の床に転がされています。早くとりたくて仕方がなかったギプスですが、こうして無造作に転がされてこの後廃棄されるかと思うと寂しくもあります。何しろ18日間も一緒に過ごしてきたものですから。そして脱いだTシャツは強い匂いがします。思わず何回も嗅ぎたくなるような。
 
「さっぱりしましたか、でも右腕はまだ動かさないでね。」
と言われ、そのままにしておきました。看護師さんが濡れタオルで清拭してくれました。これだけでもずいぶんさっぱりします。
 
そしてレントゲン撮影です。撮影後、診察を受けると、ドクターから嬉しい一言が。
 
「骨折箇所がもうどこだかわからないくらいくっついていますよ。」
 
どこまで動かしてよいかという質問には、鎖骨ベルトをしていれば好きなだけ動かしてOK、荷重も制限なし。ただし、骨折箇所は私の場合縦にさけるように割れていたので、接着面積が大きくて治りが良い面もあるそうで、完全に固まっているわけではないから痛みを感じる場合には絶対に無理しないこと。腕立て伏せとかはやめなさい、だそうです。
 
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持って行ったTシャツを着て、再び処置室へ行き、鎖骨ベルトをかけてもらいました。これで右腕を動かしてもよくなりました。が、しかし、なんということでしょう。動かせないのです。肘から下はずっと鍛えていたので問題なく動きますが、1か月間全く動かしていなかった上腕はほとんど動きません。そして少し動かすと筋肉が痙攣を始めてしまいます。見た目でわかるくらい大きくぴくぴくしています。
 
それからリハビリへ。実はギプス割の前にリハビリはすでに受けていたのですが、ドクターからのオーダーを持って再び行けとの指示。
 
リハビリでは右肩を動かしてもらいました。腕はわずかにしか動かせませんでしたが、数回曲げ伸ばし訓練をしていただいたところ、90度まで前方にあげることができるようになりました。
 
せっかく自由になった右腕なのに、自由に動かせないなんて。家に帰ってから無理のない程度に動かす練習をしてみました。椅子に座って右腕をテーブルの上に乗せようとしますが、重たくて持ち上がりません。手には何も持っていませんが、まるで神経が忘れてしまっているかのように動かすことが困難なのです。左手で支えて何回か上げ下ろしをしていると、どうにかできるようになってきました。次はテーブルの上の2ℓペットボトルの上に手を乗せる訓練です。これでだいたい上腕を90度まで持ち上げることになります。肘から下がえらく重たいものでできているような感覚で歯を食いしばって渾身の力を込めなければ上がりません。
 
ほどほどにしておきましょう。まだギプス外した当日なのですから。
 
ずいぶん遅くなってしまいましたが、昼食にします。妻が息子の弁当と一緒に作っておいてくれました。1か月ぶりに右手で食べられる食事です。
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箸は抜群に持ちやすくなりました。が、気を抜くと左手に持ち替えています。右腕にさぼり癖が付いています。いや、これもリハビリ、右腕頑張れ。
 
そして夜。1か月ぶり、入浴しました。気持ちいいですね。長湯は嫌いですが、今日は体をしっかり洗ってゆっくり浸かりました。息子と一緒にリラックスタイム。奴は明日から中間テスト、気持ちを入れて頑張ってほしいところです。
 
入浴後、写真撮ってみました。
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右肩の筋肉がこんなにやせ細っているとは!でも大丈夫、これから鍛え直せばいいのです。明日も会社は公休、リハビリ頑張りましょう。