今日は本来出勤日なのですが、代休で休みになりました。さて、いよいよ息子用に自転車の再生をしましょう。
まずは清掃から。そしてヘッドパーツの圧入し直し。これはリカンベントに一時的に頂いていたので、改めて入れ直します。全ネジボルトとナット、鉄板の切れ端、1/2インチスクエアソケット、それにマスキングテープを使い、挿入工具を作成します。これさえ作れれば上下ワンは楽勝で入ります。さて、フォークはどうしましょうか。久太郎さんからいただいたGIOSのカーボンフォークもあるのでこちらにしようかと思ったのですが、ただでさえ短くて困ってしまうコラムがさらに幾分短いので、ハンドルがさらに低くなってしまいます。仕方がなく、元のアルミフォークをインストール。
後ろの整備台は住宅を建てた時の余り材を大工さんからもらい、それに手持ちの部品で作ったものです。こんなんでも役に立ちます。
フォークを覗くと、あ、スターファングルナットが入っていない、そうだ、これもリカンベントに一時的に使ってしまったんだ。部品箱を探すとなんとか出てきて、それを打ち直し。
シートピラーを目一杯伸ばしても長さが足りず、ストックの物を使います。一般的な27.2mmでよかった。ピラー径はいくつ種類があるんでしょう。統一してもらわないと使い回しができずに本当に困ります。サドルは妻のMTBについてきたものをストックしておいたので、それを使います。クランクはN村製作所さんへレンタルしたサンツアークランクに栄のギア板。インナーはご存知非円型のQリングのご先祖様。
作業途中
ブレーキをレイソル号から移植します。これはティアグラなのでグレード的にはかなり低いのですが、それでも元についていたノーブランドよりましでしょう。が、付けてみたところ、動かないことが発覚。ばらして清掃しました。思ったとおり、ワッシャが張り付きを起こしていました。きれいに磨いてグリスを塗り、組み直せば無事復活。
レバーも磨きを入れてから組み付けます。ホイールはいろいろあるのですが、3本ローラーだとこける可能性もあるので、一番安いこの車の純正ホイールを使用します。これもまずスポークの緩みを見て振れを見て、センターを見て、磨きを入れてからタイヤを組み付けます。
チェーンは9速用が短いのしかなく、2本つないで使用します。コグは14t~25tのジュニア規格、今度高校生になる息子にちょうどいいかも。これがまた汚かったのですが、1~7速がピンで固定されてバラせないので、掃除が困難でした。で、今回ピンのでき頭をグラインダーで削ってバラバラにして、一枚一枚磨きました。
リアデイレイラーもテンションプーリーが破損、レイソル号からいただきます。ガイドプーリー固着して動かないので、バラしてグリスアップ。なめらかに回るようになりました。
一事が万事この調子なので、新品を組み付けるときに比べるとひどく時間を食うのです。
ワイヤーを張ればとりあえず完成です。が、シフトがうまくできません。シフターのワイヤー巻き取りにトラブルが出ています。また、アルミフレームなので手持ちのFDがつきません。
シフト不能ではありますが、とりあえず完成。もうすっかり暗くなってしまいました。
息子にあわせて暫定ポジション出しをして、試走しました。お、なかなかいいじゃん、と感想。後片付けして、今日の作業は終了。
さて、シフターはどうしようかなあ。フラットハンドル用を買うか、もしくはドロップバーへの変換をするか。悩みどころですね。