今日は今までメールや口頭でいただいた、ブラッカンについての質問、疑問に私の考えを書きます。あくまでも私の考えであって、これはBLACKCAN JAPANさんや、BLACKCAN本社の見解とは違うかもしれません。そこは確認しておりませんので、もし私の書くようにして故障したりしても一切責任は負いませんので、予めご承知おきください。

※2013年に修理に出してから、好調となりました。一部訂正して書き込んでいます。
 
質問:ブラッカンって、ぶっちゃけどうなの?
 
良いです。つーか、どんな答えを期待しているのよ。ぽかぽかの床暖房の上で寝る気持ちよさをアウトドアで体験できることは素晴らしいと思いませんか?
 
質問:ブラッカン買ったのですが、温水の循環が止まってしまいます。
 
ブラッカンは温水が循環するには外気温が15度以下であることが必要のようです。また、タンク内の水温が高くなると種火に移行し、種火のみでの循環になります。その場合、種火が強すぎると上部タンクの水温が上がりすぎて循環できなくなることがあります。
 
使いこなしのポイントとしては、種火は失火しないぎりぎりまで絞ること、上部タンクの冷却が促進するようになるべく寒冷な環境に設置することです。
 
質問:オーバーヒートしてから今一つ不調です。どこが悪くなったのでしょうか?
 
それだけでは分かりませんね。でも、悪くなるところはチェックバルブのシリコンダイアフラムくらいなので、そこが正常に圧力を保っているならおそらく大丈夫でしょう。
 
私もいろいろやってしまったので、ブラッカンジャパンさんに持ち込み、点検していただきました。そしてついでに内部の構造も見せていただきました。水の熱膨張を使って循環させる構造なのですが、ボイラーは鋳物で大変に丈夫そうです。チェックバルブのシリコンダイアフラムもかなり厚い材質で、ちょっとやそっとでは壊れることはないでしょう。補修部品はブラッカンジャパンさんにあるので、必要があれば交換作業をお願いしてみてはいかがでしょうか。内部構造の写真を撮ったので見てください。
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上の写真、左から上部タンク、センターカバー、バーナーカバー。
バーナーカバーの下に置いてあるのがボイラー。下部に熱効率を高めるフィンが付いています。
 
ボイラー拡大図。手で持っている円盤は遮熱版。こりゃ確かに、そう簡単には壊れそうにないですね。
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さて、15度程度の気温で使うにはどうしたらいいのでしょうか。シングルエアマットを1枚だけ使う分にはよく暖まるのですが、2枚、もしくはダブルマットを温めると、全体に温水が回る前に上部タンクの温水の温度が高くなってしまうので、工夫が必要なことが多いです。まず簡単なのは蓋を外すこと、ただし蒸発量がものすごく増えるので空焚きにならないように適宜水の追加は必要になります。私はペットボトルを逆さに差して自動給水にしてみました。ついでにアルミ製放熱フィンを上部タンクに付けてみました。循環の再開はかなり早まりました。
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質問:ブラッカンの循環の仕組みを教えてください。
 
これは私に聞くよりブラッカンジャパンさんに尋ねた方がいいと思うのですが。憶測も含まれていることを念頭に置いてください。
 
ボイラー内に入っている水がバーナーで熱せられ、熱膨張します。高まった圧力は送り側ニップルから排出され、マットの方へ流れます。するとボイラー内の圧力は常圧に下がります。上部タンクには温度が低い(=比重が重い)水が入っているので、チェックバルブのダイアフラムを押してボイラーに流れ込みます。そして温度が下がったボイラー内の水が暖まるとまた膨張、というサイクルで循環しているのではないでしょうか。ダイアフラムはプルプルと振動しているように見えます。そして戻り配管を確認すると、テン、テン、テンと断続的に温水が戻ってきます。
 
温度調節は上部タンクに入っている水温を検知して行っています。温度調節を最低にすると、上部タンクの水温がかなり下がるまで循環の再開が始まりません。最高にすると、オーバーヒートしやすくなります。真ん中を中心に、外気温とマットの面積に応じて調節した方が良いようです。少しの操作でかなりの差があります。
 
 
質問:登山に持って行くには重すぎるのでは?
 
ブログに書いたように、私は持って行きました。重いと思うかどうかはあなた次第。ブラッカン買ったら温かいし、面白いので使いたくなったので持って行きました。サイズは、本体はザックに横向きで入るのでたいしたことありませんが、エアマットはザックに入れられないので外に付けて行きました。もっとでかいザックなら入ったかも。水は使うので、有料の所だとちょっと厳しいですね。
 
 
質問:カセットガスで使えるの?
 
これは俺が質問したいくらいです。接続はそのままではできないので、アダプターを別途用意する必要があります。問題は気化しなくなってしまうことです。温水管を巻いたりして保温すれば何とかいけそうな場合もあります。ただし、先に書いたように循環は停止する時間があるので、カバーをかけて保温するなどさらなる工夫が必要です。
 
安全に朝まで燃焼を維持するなら、気温に合わせたガス缶を使用した方が良いでしょう。
 
 
質問:どこで売っていますか?
 
ブラッカンジャパンさんに取扱い店を紹介してもらってください。私はブラッカンジャパンさんのサイトから購入しました。
 
 
質問:下吉田キャンプ場のブラッカンファンミーティングは何台のブラッカンが集合しましたか?
 
1台。
 
 
質問:チームブラッカンジャパンの今後の活動予定は?
 
未定。つーか、チーム名は使わせてもらっているだけで、ブラッカンとブラッカンジャパンさんとは何にも関係ないので次は違う名前で参加する場合もあります。あちらだってもっと速い選手と契約した方が宣伝効果が上がるだろうし。
 
評判良ければまたブラッカンジャパンで走るかもしれません。