今、帰ってきました。今回はいろいろ失敗をやらかしておりますが、無事に帰ってきたことと、結構楽しく遊べたこととで、まあいい休日でした。また、昨日から振り返って記します。
 
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2012年12月5日
 
「24時間働けますか~」と古い歌が頭の中を流れているほどの前日までの過酷な勤務状況、さすがに同い年の中山選手が引退してしまう体には疲れが残っているので早起きは出来ません。普通に起きて、朝ごはん、卓上IHコンロの修理をしたり、風呂掃除は当然、9時頃より準備を始めます。今日は道の駅かつらでキャンプするだけなので、午後に出発すればよいので、ゆっくり過ごすことにします。
 
MTBの登場は半年ぶりです。そもそも夏季に乗ることはめったになく、私にとっては秋から冬にかけてのアクティビティーであります。夏だと、MTBで走れるフィールドは暑くてとても駄目、もっと高いところを歩いたほうが絶対に楽しいのです。また、虫、蛭、蝮といったありがたくない物も多く出現し、草が覆い茂ってしまうとルートをさらに失いやすくなるという面もあります。
 
半年ぶりなので、まずは洗車から。当然雨水タンクから水を引いて、高圧洗浄ガンを使用します。しかも電力は太陽光なので、エコです。
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大体落ちればOK。どうせ明日の今頃には、、、、、。メカの摺動部はきれいにしないといけないのでそこはディグリーザーも使用して丁寧に汚れ落としをします。
 
チェーンは洗浄機を使って古い油脂を落とし、乾かしてから改めて給脂。じゃりじゃりのままだと、チェーンだけでなくコグやチェーンリングもやすりをかけたがことく、減ってしまいます。
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そしてリアサスの空気ばねの加圧。適正空気圧は乗車重量によって変わってくるのですが、重さを支えるメインチャンバー圧と、無駄な動きを抑えるSPV圧のバランスが悪いと最悪、故障してしまいます。空気圧を変えることで乗り味を変えることができるのですが、基準値から外れるとこれまた故障の原因になります。人だけ、ザックを背負って、重たいザックを背負って、と乗車重量は変わってきます。重量に合わせた目安になる基準値を、過剰な自信家の私は当然、忘れる自信が大いにありますので、テプラで打ってユニットに貼ってあります。女性は大変だ、自分の体重を貼っておくなんて、できないだろうから。
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実は、かつてエアチャンバーをパンクさせてオーバーホールに出したことがあります。定期メンテだと安いのですが、パンクさせると交換部品も手間も増えて結構取られます。
 
あとはキャンプ道具を積み込めば、準備完了。国土地理院のサイトから地図を入手、お昼ご飯を食べたら、さて、出発。
 
渋滞もなく、途中Aコープかつらで食材購入し、難なく道の駅かつらに到着。いつものキャンプサイトは、増水による崩壊のため、工事中とかで立ち入り禁止。仕方がなく、駐車場の脇へテントを張ります。ただで張れるので利用者は多いのですが、さすがにこの寒さの中、テントは私だけでした。息子がまだ3歳の時、カヌーに乗る為にここでキャンプしたのですが、その時のまさにその場所に張りました。あの時には周りはテントだらけ、カヌー、カヤックだらけ、キャンピングカーも数台いて、私も妻と息子と3人でしたが、今日は全部で一人です。
 
一人なのでブラッカンも一人用エアマットが当然の選択なのですが、家族のために、手に入れたばかりのダブルマットの使い勝手を探るという責務を負っている身なので(本当ですよ)今日はこれを使います。K405に敷くと、こんな感じです。ちょうどいい感じです。コールマンなどのもっと大き目なオートキャンプテントなら、前後にも空間をあけられて、荷物を置いたりするところを開けられそうです。
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ブラッカンに早速注水。やはりエアマットに比べると大いに水を飲みます。そして点火。いつも通り、種火はやや右、温調は真ん中にセット。ガスはさすがにこの気温ですから、OD缶を使用しました。放熱面積が広いのでシングルマットより暖まるのに時間がかかり、また温度もホンワカ程度でした。送りチューブはあちちでも、戻りチューブはひんやりという状況でした。数人で使用すると放熱も少なくなるのでうまく暖まるかも。温調、種火火力も、もっといろいろ試してみたいですね。シングル、シングル2枚、ダブルマット、それぞれに使いこなしのポイントがある感じです。奥の深い、面白い道具です。
 
とにかく寒いのでテントの中へ。とても外で調理することなどできません。4人用テントに一人なので、ぜいたくに使えます。テーブルを中に入れ、その上にまな板を敷き、ストーブを置きます。さすがにこの状況でガソリンストーブは怖いので、カートリッジのガスにしようとしたら、あ、明日MTBで使うつもりでザックに入れて車の中だ。何やっているんでしょう。寒くて外に出たくないなあ。と、そこのアルコールストーブがあるじゃないですか。そうだ、予備機としてこれ持ってきていたんだ。早速アルコールを入れて、点火。が、ライターが届かない。仕方がないので紙を燃やし、アルコールストーブの中へ。ボッと点火。燃料アルコールには飲料用途に使用させないように、有毒のメチルが含まれているので燃焼させてもよくないんだろうな、と換気は最大限にしました。
 
まずはお湯を沸かして鍋焼きうどんを作ります。熱くてうまいのなんの、言葉にできません。
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そして次に焼き餃子。今回、夏に神隠しにあっていたトランギアのメスキットを持ってきています。そのフライパンに油を敷き、アルコールストーブで暖め、水を入れて蓋をします。いいところで火力が落ちてきてしまいました。燃料切れです。
 
 
また紙切って点火か、本体が熱いから危ないな、と思い、かといって寒い中EPIを取りに行く気力はなく、火がちょろちょろになるのを待って燃料を追加。
 
が、これが大惨事に。入れた燃料が空中で引火、そのまま飛び散ってしまったのです!ああ、何たること、テントの扉に飛び、穴を開けてしまいました。ものすごいショックですが、やけどすることなく、火災になることもなく、これで済めば、テントは修理に出すにしても、まあ御の字でしょう。バカなことしたなあ。想定外のことは突然起こるのです。バカは俺だけじゃないはずだから、やっぱり原発は絶対反対だ。
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いろいろあったけど、結構おいしい餃子でした。
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iPOD TOUCHで花札や麻雀やって、囲碁は幼少期に父に仕込まれたけど一回も勝たせてくれないからつまらなくてやめています、妻と息子の進路について相談してから寝ました。夜半、雨が降ってきましたが、フライは無事なので全く濡れることなくよく休めました。