今日は雨降り。出勤は車を使おう。エスティマハイブリッドに乗り込もうとして気がつきました。あれ、傾いてる。おお、なんてこった!
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パンクしているじゃないですか。カッパ着て自転車で行くか?いやいや、今日は映画会、私の持って行くブルーレイプレイヤーなしには成り立ちません。この大雨の中、遅刻せずに安全に持って行く方法は?うーん仕方がない、世界一高くつくハイヤーを使うか。一旦ダイニングに戻り朝食を食べている娘に送ってもらいました。

仕事が済んで帰宅します。もちろん徒歩です。時間さえかければ徒歩でも行ける距離なのです。(いやどこに住んでいようと海を隔てていなければ当たり前と言えば当たり前ですね。)娘へのお礼は後にたんまりするとして、まずはパンク修理をすることにしました。未だにスタッドレスタイヤを履いているのは年数が10年経ってしまっているのでとっくに買い替え時ですから、夏の間に使い切ってしまおうということであえてそのままにしています。どうせコロナで遠出することもないですからね。

パンクした時に対処方法は大きく分けて4つ、①スペアタイヤに交換、②スペアタイヤのない車では応急パンク修理キットの使用、③プラグ式パンク修理④ホイールセット交換となるわけです。この車の場合スペアタイヤは持っていないので①は不可能です。夏タイヤを履かせたホイールはあるので④は可能です。でも、一度やってみておいた方が良いでしょう、③のプラグ式パンク修理。②は簡易的でタイヤ交換を前提としているような修理方法です。

まずはホイールを外します。あれ、タイヤがぺちゃんこだとジャッキが入らないぞ。
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なら、車載応急パンク修理キットに入っているエアコンプレッサーで空気を入れておきましょう。
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空気を入れたらジャッキも入り、ホイールを抜くことができました。
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さて、パンクの原因は何でしょうか。ああ、これだ!
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トレッドに木ビスが刺さっていました。ドライバーで抜き取ります。その時に場所を覚えておくことと、刺さっている向きを記憶しておく必要があります。
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こいつが刺さっていました。どこで踏んだんだろう?、もしかして俺が原因だったかな?
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暗くなってきたし、雨もかなり降っています。作業灯を焚いて作業します。
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プラグ式パンク修理キットのガイドパイプにキリ棒をさし、そこにゴム糊をたっぷりと塗ります。
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そして右にねじりながら根元まで差し込みます。
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次はプラグを準備します。包んでいる紙を取り去ります。茶色の部分を触れると加硫接着の妨げになるそうなので、慎重に作業します。
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キリ棒を抜き取ります。すると空気がそこから漏れてきます。でもキニシナイ!プラグにたっぷりとゴム糊を付けて、ガイドパイプに入れます。
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写真はブレが酷いですがとにかく準備完了。
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キリ棒をハンドル側に入れて押棒をセットします。それをガイドパイプにねじ込みます。
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さあ勝負!これでプラグだけが残っていれば成功です。どうかな?

おお、成功です!
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30分ほど置いてからコンプレッサーで空気を充填します。
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けたたましい音がするし、なんだかちゃちな感じのするコンプレッサーですがこの程度の役では十分な性能です。規定値の250KPaまですんなりと入れることができました。また、この後エアゲージで空気圧を計測したところほぼ同じ数値でしたので、空気圧計も一般車で使う分には信頼して良さそうです。
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もう一度ゴム糊をプラグの周囲に塗り、泡が出ていないことを確認します。うん、大丈夫っぽいね。
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飛び出たプラグをつらでカットします。
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パンク修理完了!案外簡単でした。
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パンク修理キットは嵩張る物でもなく重くもないので常に車載しています。車両付属の簡易修理キットより確実でその後の処理もいらないし、出先でのパンクもできればこちらを使いたいと思いました。サイドウォールを切っちゃった、刺されちゃったなんてときにはどうしようもできないのでその場合は第五の方法、レッカーかなあ。めったにないことだからスペアタイヤはもう無くてもいいかな。

明日、空気圧を計測して減ってなければこれで会社に出勤します。





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