三毛ジャガーの物欲日記

オートバイ、自転車、登山、カヌーカヤック、スキーなどアウトドアレジャーを楽しんでいます。物欲にまみれていて欲しい物は買う、戴く、無い物が欲しければ作ってでも手に入れております。

8時04分八潮駅区間快速つくば行きを待ちます。MTBはGIANT VT‐2改。
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つくばセンター1番乗り場で筑波シャトルに乗ります。これに乗れば筑波神社、もしくはつつじヶ丘まで行けますので、高度を稼ぐことができます。MTBは登りが得意ではないので(本当は俺が、かも)この手を使いました。
 
寝ているうちに筑波神社前到着です。
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ここで組み立て、各部点検、異常なし。トイレに寄ったら、いよいよ出発です。時刻は9時50分。今バスで登ってきた道をわずかに下り、梅林へ入ります。
 
梅が咲いているときに来たら、筑波シャトルが超満員、バス2台体制でも座れなかったことがありました。そしてここも人があふれてMTBに乗れずに押して行ったこともありました。今日はガラガラなので乗車して登って行きました。
ここの道が、今回のルートで一番登りがきついところです。しかし紅葉がきれいで、苦労を忘れます。
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梅もいいけど、紅葉もいいんですよ。あんまり宣伝して人があふれても嫌ですけど。
 
登りは駐車場を越えたあたりから緩やかになり、フロントギアもインナーからセンターへ入れられます。そして下りになります。薬王院の分岐で、本当は右に行きたかったのですが工事中で1月下旬まで通行止め、仕方がなく薬王院方面へ行きます。
 
所々MTBに良さそうな道があるので、適当なところを下ってみます。
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下まで下ったら、車道を走って真壁まで行きます。真壁からは湯袋峠を上ります。ここはロードでもMTBでも、何回も越えたことがあります。退職後に父母が国民宿舎つくばねで宿泊する時に、自転車でここを上ったこともありました。さすがに最近は無理そうですが。
 
SPVが付いているとはいえ、MTBはやはり登りは得意ではありません。ギアを落としてくるくると、ボビングを起こさないようにゆっくり登って行きます。
 
ジャージのファスナーを開けても汗ばむころ、峠に到着です。峠からは下りますが、すぐに右へ分岐、つくばね方面へ入ります。ここの登りもきついのです。ゆっくり登って行くと、追い越していくピストが。ん、このパンツは、競輪選手!
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しばらくついていきますが、坂が緩やかになってきたところでちぎれました。彼が思いっきりスパートしたのです。
 
国土地理院の地図で廃道らしきものは見当を付けていました。いよいよ廃道に突入です。廃道すぎて、どこが道だかよくわからないくらいです。顔には蜘蛛の巣が、そして脚には草の種がびっしりと付いています。
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それでもよくよく見ると、踏み跡程度の物が所々確認できます。しばらく進むとあれ、なんか向きが違うなあ。斜面を下らず、トラバースになっています。どこかで見落としたか?コンパスで確認。明らかに違います。
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でも、三角点発見。
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道は完全になくなり、藪漕ぎしていると突然良好な道に出ました。しかし、さっきの道の続きではないようです。キャンプ場からの道でしょうか。
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案の定、キャンプ場に出てしまいました。仕方がありません。次へ行きましょう。また、つつじヶ丘方面に向けてクライミングします。さっきの所を過ぎ、しばらく登ります。今度こそ、と思ったら、あれ、舗装してある!?この道、舗装するほど需要あるのかよ。これはびっくり、公共工事は本当に津々浦々に入っている物なんですね。舗装してあってもまあ下りは楽しめますから、下ります。途中、こんなところもありますし。
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距離は短く、また舗装路です。豪快にワインディングを楽しみました。
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下まで降りたら、フルーツラインを北上します。そして2009年版スーパーマップルにも載っている県道218号線で一本杉峠へクライミングします。地図に載っている県道なのですが、実はこの道も廃道です。集落を抜けたあたりからダートで、時々ジムニーや切り出した石を運搬するダンプが通りますのでエンジン音が聞こえたら退避する場所を探し、あらかじめ逃げておきます。頻繁に通行するわけではありませんから、苦痛には感じません。それより登りの方がもちろん苦痛です。乗れるところは乗って、そうでないところは押して行きます。
 
中腹辺りでこちらが空腹、昼食にしましょう。道の脇のスペースでお湯を沸かし、食事を作ります。今日のメニューは力ラーメンです。光って見にくいのですが、カップヌードルの上に乗っている袋が薄切りの餅です。寒い時にはこれ、いいですね。
 
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食後はコーヒー。ドリップの本格派です。大岳山に持って行った物の残りです。
 
車が走るくらいのなので走れる道ですが、さすがに脚に来ているので食後は8割は押しで登りました。腕時計の高度計を見ながら、後何メートルの登り、とそればかり考えながらいきました。ガーミンのGPSの軌跡を見ればあといくつカーブを曲がるのかもわかります。大きく右のカーブがあと一つ、高度は後100m!
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そして、一本杉峠到着です。
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ここで大下りの準備をします。ジャージのファスナーは全閉、GPSはハンドルのアタッチメントから外してザックの中へ。振動で壊れてしまうかもしれません。フロントサスはストロークを少し伸ばし、110㎜位へ。いよいよ本格的な廃道へ突入です。
 
入り口はこんな感じです。稀にジムニーなどで挑戦する人がいますが、近年の荒れ方は尋常ではなく、絶対に4輪では無理です。
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この辺りはまだ、廃道なんて言えないんじゃないの?という感じですね。快適に下れます。
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しかし、だんだん荒れ方がひどくなってきます。岩が露出して行く手を阻みます。この辺りはスタンディングを織り交ぜながら、慎重にポンポンといきます。万が一転倒、鎖骨骨折なんで洒落になりませんから。ザックの中のアマチュア無線機からCQコールがかかりましたが、出ている暇はありません。
 
反対側から見ると、こんな感じです。ここが地図に載っている県道ですから驚きです。
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さらに先には、沢が完全に道を浸食してしまっているところがあります。来る度にひどくなり、今ではこんな感じです。右前方が道ですから、完全に崩落してしまっています。押しで通過します。
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やがてまた沢を渡るところがあり、その沢が道へと流れ込んでいます。やがてここも浸食を受けて崩落していくことでしょう。
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この辺りに左から合流する道があるのですが、こっちはもっと激しい廃道で、全くの藪漕ぎが必要です。そのやぶの中に、トラックなどの車両が捨ててあります。今見ると、どっから持ってきたのか不思議な感じです。出すとするなら担ぐしかないでしょう。その道の最後の方はもはやトライアルコースかというくらいの岩の露出がものすごい道でした。また行ってみるかな。
 
さらに下っていくと石切り場へ出ます。ここからはトラックも走行するので道はかなりまともになります。ほとんど下りきった辺りでようやく舗装路になり、りんりんロードへ当たります。
 
ずいぶん日が傾いてきました。りんりんロードを走って、つくば駅を目指します。
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県道55号線に入るころ、薄暗くなってきたのでヘッドライト点灯、サングラスを外します。脚は売り切れ、我慢の走行です。つくばすが追い抜いていきます。あれ、乗っちゃおうかなあ。
 
でも、ここまでくればもうすぐです。がんばれがんばれ。17時丁度、つくば駅到着しました。妻に行動終了の電話を入れ、輪行します。売店でタンパク質の補給品を購入し、食べながら帰りました。結構疲れたなあ。いい運動不足の解消になりました。


こんにちは、はじめまして
薮といい、崩壊した道といい、素晴らしい廃道ですね 削除
2013/12/3(火) 午後 1:59
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三毛ジャガーさんは色んな道知ってるんだねぇ。
迷わず帰れる帰巣本能は野生並みですね。 削除
2013/12/3(火) 午後 6:42
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くまそんさん、コメントありがとうございます。帰巣本能があるかどうかは分かりませんが、帰れなくなったことは酒飲み過ぎた若かりし日だけです。酒をやめてからそんなことはなくなりましたね。 削除
2013/12/3(火) 午後 9:16
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広町鈍足銀輪隊さん、初めまして。素晴らしい廃道ですね、という言葉を初めて聞きました。そちらの道の専門家でしょうか。ブログに遊びに行きますね。 削除
2013/12/3(火) 午後 9:20
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先日(11月26日)、ガス工事の打ち合わせとエレベーターの修理が同日にあり、その合間にマナティトレイルの修理を完成させて釣行に間に合わせました。その時の修理について、書きます。
 
釣行終了即日の洗浄を心掛けてはいますが、天候や諸般の事情により翌日以降になってしまうことがあります。そんな時には長めにプールに付けて置いて対処していたつもりでした。高圧洗浄機で飛ばしていたし。ところが、ばらしてみると、ああ、こんなに塩が堆積しているとは!
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底板に付けてあるキールです。これはひどい。ワイヤーブラシが入らない狭さなので、水を付けて割り箸でこすりました。結構頑固に固着していました。
 
ほかのパイプ類はそれほどでもありませんでしたが、やはり金具などが付いているところなどは塩の固着が認められました。洗浄し、CRC6-66で拭きあげました。このオイルはマリンを謳っています。水のかかるところでの効果はある程度あるようですが、値段が高いのが残念です。55-6なら本当に安いのですが、一応こちらを使っています。
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ボルト&ナットと木ビスでサクサク組めます。ステンレスネジを使ってくれているので腐食もなく、いいですね。ただし、一部曲がってしまったネジもありますから、必要に応じて交換しました。
 
意外なくらい凝った構造です。チャインパイプが底板よりわずかに下になるように、金具が工夫されています。
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ここは設計にミスがあったところです。フロントリブの切込みにパイプを乗せて組むと、デッキバーが浮いてしまいます。そこで、浮かないようにストラップで縛って組むと、今度はデッキバーが反ってしまいます。つまり、フロントリブ板が短すぎるのです。そこで、金具を使って適正な位置になるようにしました。リブチャンネルはアルフェックの補修用です。
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船体布の穴をふさぎます。10カ所以上の補修箇所がありましたが、剥がれてきた物もあるので、思い切ってすべて剥がしてやり直しました。
 
剥がした後には接着剤が残っていますから、紙やすりで丁寧に取り去ります。これが結構大変な作業でした。パッチは内側から貼りました。外から貼っていた所もあるのですが、補修箇所はどうしてもぶつけやすいところなので、端がめくれてしまってくるのです。横桟のある底板を持つマナティシリーズにはこの方がよいでしょう。やすり掛けが終わったら揮発油で洗浄脱脂します。
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新しいリペアクロスをはさみで切って準備します。十分な大きさにすることと、剥がれの予防のために角を丸くすることは忘れずに。こちらの接着面もやすりで整え、揮発油で脱脂します。
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両面に接着剤を使います。接着剤はDufix スーパークリアを使います。他の接着剤も試したことがありますが、ファルトの生地にはこれ以外ではうまく接着しません。
 
塗布したら1分程度乾かし、指にべとつかないくらいになったらギュッと圧着、そしてこの作業です。下に板を敷いて、ゴムハンマーで叩きます。これをしないとうまく着かないのです。
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この調子でやっていくのでずいぶん時間がかかります。小さいところは今回はあきらめ、ダクトテープでとりあえず代用。釣行後に再び作業しましょう。ここまで来たら艇の組み立て、カートップをしました。
 
で、27日を無事に迎えるのです。
 
今日はこれからMTBの手入れをします。明日は廃道サイクリングの予定です。

12月7日、8日と公休です。アイソン彗星の見ごろではないでしょうか。
 
太陽に近いという観察には今一つ難しいところがあるのですが、太陽が地平線の下で、彗星だけぎりぎり出ているところを見れば見られるでしょう。肉眼でも尾が見られるという情報、これは期待できます。
 
まず、手軽に見るには双眼鏡です。50㎜7倍があります。最近は鳥を見る専門になりつつありますが、本来天体観望用に購入しました。これならばっちりみられることでしょう。
 
手間はかかりますが、天体望遠鏡があれば、写真撮影もできます。私が持っているのは入門機、VixenのGP赤道儀、鏡筒はR150Sというニュートン反射望遠鏡です。これにKマウントアダプターを付ければ、写真撮影ができます。PENTAX LXを付けて使っていたのですが、今ならK100でデジタル撮影でしょうか。
 
早くみたいなあ。でも寒そう、こんな時にはブラッカン焚いてエアマットの上で観望かな。当日の天気はどうでしょうか。
 
ところが、今日ニュースでどうやらアイソン彗星が消滅!?したという情報が飛び込んできました。そんなバカな!!なんで消滅するんだよ、まだ見ていないのに。どうせ消滅させるなら特定秘密保護法を消滅させろよ!
 
そんなわけで、12月7,8日(土、日)が空いています。どなたか遊んでくださいませ。自転車、スキーならOKです。登山は靴がだめ、海はもう厳しいかな?沖へ出ない釣りならできるかもです。スキー場は、そろそろオープンの所がありそうですね。筑波山くらいなら登れる靴はありますけど。

昨日、今日と連休でした。昨日は 家族の為に漁に出ていたので 遊ばせてもらったので、今日は妻と有楽町へ行きました。午前にインフルエンザの予防接種のあった妻を待つ間、カヤック用品を仕舞っていたりしていました。
 
有楽町に行く理由は、パスポートの申請です。妻の勤続20年褒賞休暇に、韓国旅行に行くことにしました。妻は新婚旅行で行ったタイとシンガポール以来の海外です。
 
千代田線二重橋前から歩きました。ここも色づいていました。
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交通会館に着いたらまずは昼食です。博多うどんで食べました。
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申請を済ませたら、近ツーのカウンターへ。色々と相談しながら良いプランを選んでもらいました。
 
日程が2月3日からなのですが、心配なのが旧正月と重なりそうなこと。調べてもらったら、今年は1月30日から2月1日までとのこと。ただし、人出は多そうなので、渋滞やタクシー難民になることは覚悟した方がよいようです。
 
結局あれこれ詰め込んだ観光プランではなく、全くのフリープランにオプショナルツアーで行きたいところだけ付けることにしました。私は水原華城に行きたかったのですが、ソウルからやや離れている所にあり、渋滞が予想されているなら無理に行かずにソウルで過ごした方が時間的にもいいでしょう。ソウルにも李氏朝鮮時代の建造物が多くあるので、こっちを見学してきます。この辺りは韓国旅行の達人連中に聞いて決めて行きたいですね。
 
妻はエステやあかすりなどに行きたいらしいのですが、私はそっちは行く気は全くないので1日くらい別行動になりそうです。妻は「エステの最中、買い物でもしていれば」、だって。物欲魔人を野に放してよいのでしょうか!
 
そういうことならば東大門市場の、登山用品店巡りは絶対しなければいけません。まず、登山靴です。ついにというか、よく持ったけど、というべきか、9シーズンはいてついにミッドソールが加水分解されて剥がれてきました。大岳山はよく持ちました。サロモン登山靴には、あれが最後の登山となりました。
 
それから、日本に持ち込むことができるかどうか怪しいのですが、USプロパンです。接続具があれば再充填可能なので経済的に使えそうです。ブラッカンはやはり低温に強いプロパンで駆動がいいと思うのです。航空機は絶対持込みダメ、船便で送ればどうなのかなあ。これは、これから調査するところです。経験者がいらしたら、コメントください。
 
韓国は登山ブームだそうで、北側の良い山になかなか登れないので日本に登山に来ていますね。山で会うことも珍しくありません。テントポールは日本ブランドでも韓国製、ガスストーブも製造は韓国と、アウトドア用品大国になっています。KOVEAのストーブ、コッヘル、新興ブランド軽量テント、それにジャケットにパンツ。
 
妻はNANTAも観たいそうです。観た方、いらっしゃいますか?
 
近ツーを出て、同じ交通会館の6階へ行きました。献血です。妻はインフルエンザ予防接種をしてしまっていたのでNGになり、私のみになりました。25年ぶりの献血でしたが、前回に比べてえらく早く済みました。機械で抜いているからでしょうか、あっという間で5分もかからなかったですね。献血台ではTVで相棒をやっていましたが、見ている暇もなく終了してしまいました。
 
韓国旅行経験者、とくにソウルに詳しい方、良い情報をお願いします。
 
二重橋前で電車を待つと、「通過」のアナウンス。
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北千住行のロマンスカーでした。こいつが先行車両となったのですが、非常ボタンを押した奴がいるとかで遅延が発生してしまいました。まったく困ったもんです。


海外旅行ですか。いいですね。国と国は何やらギクシャクしていますが文化的な交流はギクシャクしてほしくないですね。 削除
九太郎 ]
2013/11/28(木) 午後 9:47
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ギクシャクしていると喧伝しているのは政権と週刊誌、右寄り新聞くらいで、それ以外の所では何も関係なく交流しています。

たしかに、近年の韓国の動きには納得しがたい点もあるのですが、歴史認識では国際的にも日本が健忘症になっていると言われているところですから、そこはきちんと押さえる必要があります。 削除
2013/11/29(金) 午前 6:28
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US
沖縄で手に入りますよ
当方は船便です
詰め替えも致しております 削除
2018/2/4(日) 午前 1:24
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> あれ?釣れてるさん
良い情報をありがとうございます。必要を感じたら、沖縄で探してみることにします。 削除
2018/2/7(水) 午前 8:21
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